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GitHub Enterprise 2.15をリリース

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GitHub Universeで発表されたGitHub Enterpriseの最新リリースでは、GitHub Connectが導入され、開発者はEnterpriseアカウントとBusiness Cloudアカウントの区別なく、シームレスに作業できるようになりました。また、ブランチの自動保護やS/MIMEのGit署名などのセキュリティ機能も強化されました。

Enterprise 2.15のダウンロード

GitHub Connect

GitHub Connectは、組織間の障壁を取り払い、クラウド、オンプレミスなどさまざまなデプロイタイプにおけるユーザーエクスペリエンスを統合し、世界最大規模のオープンソースコミュニティの利点を活用できるようにします。GitHub Connectを使用すると、企業は、GitHub Enterpriseが提供するオンプレミスで運用する際の柔軟な管理機能と共に、GitHub Busienss Cloudが提供するクラウドサービスでの拡張性の両方の利点を活用できます。

Unified Searchの機能拡張

GitHub Enterprise 2.15では、Unified Searchの機能が拡張され、Business Cloudのプライベートリポジトリが検索できるようになり、高度な検索インターフェイスとプレフィックスが追加されました。
Unified Searchを使用することで、GitHub Enterpriseのユーザーは、世界最大規模のオープンソースプロジェクトコミュニティを活用できます。また、EnterpriseからBusiness Cloudの組織のプライベートリポジトリすべてを検索できるようになり、より広い範囲でチームをまたいだコミュニケーションが可能になります。さらに、高度な検索インターフェイスとプレフィックスにより、クラウドリポジトリとオンプレミスリポジトリの両方で、必要なコンテンツを効率的に検索できます。

Unified Contributions

Unified Contributionsにより、開発者は、オンプレミス/クラウドの作業場所を問わず、自分の開発作業コントリビューションを表示できるようになりました。これまでは、自社のGitHub Enterpriseアカウント内でコーディング、レビュー、コメント作成を行っていた場合、GitHub.comのパブリックプロファイルでこれらのコントリビューションが表示されることはありませんでした。Unified Contributionsを使用すれば、開発者は自分のEnterpriseのアカウントをGitHub.comのアカウントと関連付けて、Enterpriseでのコントリビューションをプロファイルに掲載することができます。

GitHub Connectの各種機能の使用方法はこちら

Unified Contribution

セキュリティと権限

ブランチの自動保護

2.15ではブランチ保護の機能として、あらかじめブランチの保護構成を指定しておくことで、ブランチ名が特定の正規表現パターンと一致する場合に自動で適用するようにできます。例えば、「releases/S?d.d」というパターンを指定しておくと、「releases/v1.0」、「releases/v1.2」などの名前を持つブランチが自動的に保護対象になります。これにより、リポジトリに新しいブランチを作成するたびにブランチ保護ルールを設定する必要がなくなり、ワークフローがシンプルになります。

S/MIMEのGit署名

S/MIME標準は、PKI証明書を使用して、電子メールにデジタル署名します。Gitでは最近、S/MIMEの署名に対応し、大企業にとって馴染みのあるGit署名の手法を提供しています。GitHubでは、一時期OpenPGPの署名で機能していたのと同じ方法で、これらの署名も検証できるようになりました。S/MIMEのGit署名を使用すると、開発者は、GitHubへの設定を必要としないX.509証明書を使用して、コミットに簡単に署名できます。また、S/MIMEの署名を簡単に作成して使用できるようにする、smimesignというクライアントツールもリリースしています。

開発者ツール

Checks API

GitHub Enterprise 2.14のパブリックベータ版として提供開始したChecks APIを、2.15で一般公開しました。Checks APIを使用することで、インテグレータは、ビルド中により多くのステータス情報を指定して豊富なデータを収集できるため、開発者はさらに統合された環境で作業できます。

GitHub Enterprise 2.15についてのWebキャストを開催

2018年11月01日(水) 11時AMより、GitHub Enterprise 2.15についてのWebキャストを開催します。新機能について詳細を知りたい方、質問をしたい方など、どなたでも参加できます。

GitHub Enterprise 2.15についてのWebキャスト

2018年11月01日(水) 11時AMより

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